海外から久しぶりに日本に帰って感じること10選

久しぶりに日本に帰ると、ずっと日本にいては感じないであろうことを感じることができます。




店員が丁寧。客が横柄。

海外から日本に帰って感じること
日本の接客は世界一だと思います。レストランやお店、どんなに少額の買い物でも非常に丁寧に接客してくれます。
フィジーで買い物をすると、お釣りなどは目も合わせず、手渡すのではなく、カウンターにポイと置かれます。
日本では客の目を見ながら、「◯円お返しいたします。」など、声がけがありながら、必ず手渡しだと思います。一礼をしてくれるお店もあります。

ただ、その相手である客は非常に横柄だと思います。
「お客様は神様だ」という言葉が悪いのでしょうか、客は店員を人とみなしていないのではないかと思うほど横柄です。
お釣りを貰っても何も言わない。店に入ったら見下したような言い方など、非常に態度が悪いです。
店員と客の差がすごいなと感じます。

電源変換器を使わなくていい

海外から日本に帰って感じること
iPhoneやMac Book Airを充電するときに、電源変換のアダプターを使わなくていいんです。日本に住んでいるとその煩わしさを感じることは無いので。「そんなの大した事ないだろう」と思われるかもしれません。iPhoneとMac Book Airを同時に充電しようと思うと変換アダプターを二つもつけないといけないんですよ。ああ、面倒くさい。それが不要な日本は最高ですね!

ポイ捨てがない

海外から日本に帰って感じること
幸福の国と言われているフィジーですが、資本主義・西欧化により物があふれ始めています。その一方、ゴミの分別やポイ捨てに対するマナー教育ができていないため、2、30年前の日本がそうであったように、町中はゴミであふれています。昔は「ポイ捨て禁止」という看板をよく見かけました。高速バスでの移動中、土手をみたらゴミが一切なく、非常に綺麗でした。さすが先進国という感じです。
この間シドニーに行った時にも感じたので、先進国から日本に帰った時は感じない点なのかもしれません。

 

日本人だらけ

海外から日本に帰って感じること
インバウンド政策により海外旅行者が増えているようですが、やはり日本は日本人だらけです。当たり前ですが。
フィジーに住んでいると、インド人(国籍はフィジー)、フィジー人、東アジア人(日本人、中国人、韓国人)、西洋人(オーストラリア、ニュージーランド、ヨーロッパ諸国など)の人が混在しています。途中で寄った香港、マカオ、台湾でも様々な国籍の方が入り混じっていました。ですが、日本は日本人だらけなのです。

 

英語の表記が少ない

海外から日本に帰って感じること

関東・関西の都市部は英語での表示や案内が増えていますが、地方はまだまだ英語での表記が少ないです。スマートフォンなしでは外国人は目的地にたどり着けないでしょう。フィジー、香港は元イギリス領なので英語表記が多いのは当然です。マカオは元ポルトガル領なので、広東語・ポルトガル語併記が通常ですが、観光で成り立っている国なので、英語が自然と多くなります。また、英語を話せる人が劇的に少ないですね。

 

自販機が多い

海外から日本に帰って感じることフィジーには自販機がありません。香港では幾つか見かけました。
日本は数十メートルおきに自販機があり、便利ですねー。ただ、関空の自販機は水が売り切れていました。関空などの国際空港の自販機では、缶コーヒーや日本語で書かれたジュース、お茶などは外国人が買う可能性はかなり低いと思うので、ぜひミネラルウォーターの比率をあげるべきだと思います。外国人にとっては、日本語で書かれた謎の飲み物は飲まないと思います。ミネラルウォーターはみたところ自販機商品のうち1割もなかったです。

 

選択肢が多い

海外から日本に帰って感じること
ヘアワックスを買おうとドラッグストアに入ったんですが、男性用ヘアワックス一つとっても、20〜30種類ぐらいありました。その他ヘアスプレーやジェルなどもいろいろ。女性用ならもっと種類が多いんだろうと思います。選べる嬉しさがある反面、迷ってしまいますね。
フィジーでヘアワックスを買おうと色々探していますが、今のところ1種類しか見たことがありません。

 

知らないタレントがテレビに出ている。知っているタレントが年老いている。

海外から久しぶりに日本に帰って感じること10選
あとオネエタレントが異常に増えている感じもします。
 

ティッシュを無料でもらえる

ティッシュ配り
フィジーではティッシュがかなり高級品です。これを道端で配っていると嬉しくなってつい何度も貰ってしまいます。

 

マスクだらけ

マスク
マスクをしている人だらけですね。女性はメイクしなくていいように顔を隠すという狙いもあるのでしょうが、それにしてもマスク率が高いです。
フィジーではマスク一枚が7ドル(約350円)とかするので、病院以外でマスクをしている人は見かけません。

フィジーの運転免許証再発行

全く需要が無いトピックだと思いますが、自分用メモのために投稿します。
フィジーの運転免許証を無くしてしまいました。
その再発行の手続きの備忘録です。




前提条件

LTA(Land Transport Authority 陸運局)によると、運転免許証の再発行に必要な前提条件が2つあります。

Lost/stolen Driver-s License Cards | LTA Fiji

Valid Driver’s License in the system. – 運転免許証が有効期限内であり、失効していないこと。
All your Traffic Infringement Notices should be cleared. – 違反をしていた場合、罰金等の支払い済みであること。

再発行に必要なもの

LTAのサイトによると、必要なものが3つあります。


Police Report – 警察による調書
Completed Application Form. – 申請書
Statutory Declaration – (if your card is lost/stolen/defaced). - 法定宣言書
Licence surrendered (if your card is damaged). – 紛失でなく、破損の場合はその免許証

それぞれの手続き

Police Report

警察署へ行き、運転免許証を紛失した旨を伝えます。

場所

今回はNamaka Police stationへ行きました。

必要なもの、情報

下記の4点を尋ねられます。
・ID(パスポート等)
・電話番号
・住所
・紛失した日時

職業を聞かれたりすることもあります。
私の場合、朝7時半ごろに警察に行ったのですが、Police reportを発行する担当者不在だったため、15分ほど待たされました。
受け付けてくれた警察官と雑談をしていると、担当者が戻ってきてしっかりと作ってくれました。

Driving Lisence

費用

無料です。

Completed Application Form

LTAでもらえる書類です。LTAはフィジー全国にいくつかオフィスがあります。私の住んでいるWestern Divisionにある主なオフィスは3つです。
Lautoka townに1つ、Nadi Airportの近くに1つ、そしてNadi Townに1つです。

場所

今回はNadi Airport近くのLTAへ伺いました。

Police Reportを取ってLTAへに到着したのは朝の8時5分頃でした。
LTAのサイトによると8時から営業開始となっていたのですが、10分ほど待っているとようやく営業を開始しました。
LTA職員は公務員のはずですが、さすがフィジー。ゆっくりしてますね。

必要なもの、情報

申請書をもらうために特に必要なものはありません。
ここで、Statutory Declarationの書類(未記入)をもらうと良いと思います。

Driving Lisence
Application Form
Driving Lisence
Statutory Declarationのフォーム

費用

無料です。

Statutory Declaration

JP(justice of the peace 治安判事)という人に書いてもらう必要がある書類です。

場所

はじめJPというものが何かわからなかったので、LTAの受付に聞きました。はじめは「Nadi Townのどこかで書いてもらいな」と言われたのですが、どこかと言われてもどこに行ったらよいのか迷っていたところ、後ろに並んでいた人が、「NamakaのTotal(ガソリンスタンド)のオーナーがJPだよ」と教えてくれました。

 


NamakaのTotalに8時30分ごろに到着し、聞いてみたところオーナーが不在で、9時30分に戻ってくるということでしたので、しばらく待ちました。

50分ほど時間を潰し、9時20分ごろに行ってみると、「オーナーは今出かけたところだ。」と言われてしまいました。
「いつ戻ってくるの?電話番号知ってる?」と聞いても「わからない」という回答でしたが、ブラチーノというカフェの隣にあるS Sonal’sという鍵屋さんのオーナーもJPだという事をおしえてもらいました。

Justice Of Peaceのリストはこちらにありますが、このリストに入っていない人もけっこういるようです。要は口コミでたどり着くのが早いのでしょう。

Justice Of Peace Listing – Judiciary Fiji


Sonal’sは以前、合鍵を作る時の記事で紹介しています。

JPはボランティアなので、本業が忙しい時は少し後回しにされます。
今回Sonal’sに到着した時、取引先と話をしていたようで、少し待ちました。
待っている間、私と同じようにJPに用事がある人が3人来ました。

必要なもの、情報

JPを待っている間、他のスタッフに必要な物を確認されました。フィジーの割にはなかなか効率的です。
・ID(パスポート等)
・電話番号
・住所
・Statutory Declarationの書類

Statutory Declarationの書類は自ら書く必要がある部分があります。スタッフの人に聞いたら書き方を教えてくれました。

15分ほど待っていると、自分の番がまわってきました。
JPには、「申告内容に嘘はないか。虚偽が発覚すれば、2000ドルまたは刑務所行きです。」と聞かれました。
「申告内容に間違いはありません」と伝えると、書類にサインをしてくれました。

Driving Lisence

費用

費用がかかるのかなと思いましたが、無料です。
仕事で忙しそうなのに、JPをボランティアでやるメリットはなんだろう。と考えてしまいました。
社会貢献活動なのか、多少の謝金がでるのか、謎です。

 

申請

ようやく書類が揃い、再びLTAに向かいました。

LTAに行くと、いつもの通り長蛇の列です。
受付で番号札をもらい、ひたすら待ちます。
1時間ぐらい待ったと思います。ようやく番号が告げられ、窓口に向かいました。

窓口では、準備した必要書類を渡しました。
念のため、紛失してしまった運転免許証を発行してもらった際のレシートも持っていきました。
なぜならここには運転免許証の番号が書いてあったからです。

改めて必要な書類を列挙してみると

・Police Report – 警察による調書(Namaka Police Stationで取得)
・Completed Application Form. – 申請書(LTAで取得)
・Statutory Declaration – (if your card is lost/stolen/defaced). - 法定宣言書(LTAので取得し、Sonal’sでJPが記入)
・運転免許証の番号(レシート記載)

運転免許証の番号はもしかしたら無くても再発行できるかもしれませんが、ある方がスムーズに事が進むと思います。
手続きは5分ほどで完了し、再発行手数料を支払ます。

費用

再発行手数料は7.6フィジードルです。

 

受け取り

費用を支払い、レシートと発行書類を受け取ります。
その書類をまた受付に持っていくと、受付の人がその場で運転免許証を発行してくれます。
意外とすぐ発行してもらえました。
ちなみに写真は一回目に申請した時の写真です。念のため写真も持っていきましたが不要でした。
受け取りのサインをして、全て完結しました。

7時半に警察署に行ってから、発行完了は11時ごろでした。ガソリンスタンドで待っていた時間はもったいなかったですが、3時間半で再発行できたのは比較的早い方なのではないでしょうか。

 

フィジーの運転免許証再発行の時の注意事項

運転免許証の番号は控えておいた方が良いと思います。(写真やコピーをとっておく)
翻訳証明は不要(一回目発行時には必要です。)
・写真も不要(同上)
・Statutory Declarationの書類は、LTAのに行かなくてもオンラインで取得できるので、自分で印刷すればLTAに行くのは一度でOK
FORM 47 STATUTORY DECLARATION

 

一番スムーズな方法としては、
1.Statutory Declarationを自分で印刷する。
2.Police stationでPolice Reportを発行してもらう
3.Total又はSonal’sに行き、Statutory Declarationにサインしてもらう(Totalは24時間営業だが、オーナーが不在の可能性が高い。Sonal’sは店が開いている時はオーナーが居る可能性が高く、確実)
4.LTAに必要書類を持って行き、申請。

LTAはいつも混み合っているので、開いたと同時に入るのがベストです。うまくいけば1時間で再発行が可能だと思います。