日本ーフィジー直行便復活は2018年夏以降

2016年7月から協議されている日本ーフィジーの直行便に関して、フィジー観光促進協議会(FTDA)の報道によると、現段階では2018年夏以降に就航再開ということが決定しているそうです。





 

フィジー、航空協議合意に期待、FJ再就航は「最短で18年夏」

 

先日の記事で日本-フィジー直行便の復活時期の予想を書いておりましたが、ピッタリ正解でした!

日本-フィジー直行便復活にはしばらく時間がかかりそう…。 |センガ・ナ・レンガなブログ
当ブログでの予想としては、2019年冬までには1年~1年半ほど週3便で運航すると思われるので、逆算すると2018年の冬ダイヤ、つまり2018年10月25日またはその年のハイシーズンである2018年8月から開始と予想しています。

 

キャセイパシフィック航空でフィジーに行くときの注意事項

今回、フィジーと日本をキャセイパシフィック航空で往復したのですが、2つ困ったことが発生したので記事にしてみました。




預け入れ荷物

日本からフィジーにキャセイパシフィック航空で行こうとすると、香港での乗り継ぎとなります。

ワンワールドのステータスカード(エメラルド、サファイア)を持っていると、預け入れ荷物を無料で一つ追加できます。

手荷物許容量のご優待 – oneworld

キャセイパシフィック航空では20キロまで無料で預け入れができ、ワンワールドステータスメンバーであれば、さらに20キロまで無料。合計40キロまで無料で預け入れることができます。

ですが、日本からフィジーに行く際の乗り継ぎ地である香港からフィジーに行く便はキャセイパシフィック航空の便ではなく、フィジーエアウェイズによる便となっており、香港ーフィジー(Nadi)間はワンワールドのステータスの効果を発揮することができず、追加の荷物は有料となります。(なぜかワンワールドのマイルは貯まります)

ただ、日本ー香港間は40キロまで無料、香港ーナンディはフィジーエアウェイズとなり、ワンワールドステータスが無効となるので、通常通り20キロまで無料となります。

例えば30キロの預け入れ荷物があった場合、関西空港ー香港間は40キロ以内なので無料、香港ーナンディ間は10キロオーバーとなります。

1キロ辺り30USドルかかりますので、10キロ分は300USドルの追加となります。

ワンワールドステータスの待遇を使ってフィジーに渡航を考えている場合はご注意ください。

対策

今回このようなことを関西空港のチェックインカウンターで指摘されたのですが、2つの対応策があります。

1つは10キロ分を預け入れではなく関西空港の時点で持ち込み荷物とすること、
もう一つは香港まで預け入れ荷物とし、10キロ分の荷物を香港でピックアップして持ち込み荷物とすることです。
後者の方が楽なのかもしれませんが、ロストバゲージの可能性や、めんどくささを考えて、今回は前者を取りました。

幸いかばんが大きかったので、10キロ超の荷物を預け入れのスーツケースから取り出し、かばんに入れ機内持ち込み荷物として空港内を持ち歩くことにしました。

Cathay Pacificのラウンジ利用

フィジーから香港経由で日本に向かう際、中継地の香港ではビジネスラウンジを使うことができます。

ですが、日本から香港経由でフィジーに向かう際は、香港ーフィジー間は前述のとおり、ワンワールド非加盟のフィジーエアウェイズ運行便となります。

Cathay Pacificのラウンジカウンターでフィジーエアウェイズのチケットを見せてもラウンジの利用はできません。

Cathay Pacificのビジネスクラスラウンジは非常に綺麗で落ち着いており、使いたかったのですが…。

 

代替策

今回はCathay Pacificのビジネスクラスラウンジを諦め、Priority PassでPLAZA PREMINUM LOUNGEを利用しました。格は落ちますが、食事とたまたま横に座った方との会話を楽しむことができました!

Plaza Premium Lounge in Hong Kong

まとめ

・キャセイパシフィック航空の公式サイトでチケットをとっても、そのすべての航路においてワンワールドのステータスメリットを活かせるわけではない。

・日本からフィジーに向かう際はできるだけ荷物を20kg以下にする。

・乗り継ぎ地である香港国際空港ではPLAZA PREMINUM LOUNGEを利用する。

・香港ーNadi間もワンワールド加盟の航空会社が運営してくれるとすべて解決する。