キャセイパシフィック航空でフィジーに行くときの注意事項

今回、フィジーと日本をキャセイパシフィック航空で往復したのですが、2つ困ったことが発生したので記事にしてみました。




預け入れ荷物

日本からフィジーにキャセイパシフィック航空で行こうとすると、香港での乗り継ぎとなります。

ワンワールドのステータスカード(エメラルド、サファイア)を持っていると、預け入れ荷物を無料で一つ追加できます。

手荷物許容量のご優待 – oneworld

キャセイパシフィック航空では20キロまで無料で預け入れができ、ワンワールドステータスメンバーであれば、さらに20キロまで無料。合計40キロまで無料で預け入れることができます。

ですが、日本からフィジーに行く際の乗り継ぎ地である香港からフィジーに行く便はキャセイパシフィック航空の便ではなく、フィジーエアウェイズによる便となっており、香港ーフィジー(Nadi)間はワンワールドのステータスの効果を発揮することができず、追加の荷物は有料となります。(なぜかワンワールドのマイルは貯まります)

ただ、日本ー香港間は40キロまで無料、香港ーナンディはフィジーエアウェイズとなり、ワンワールドステータスが無効となるので、通常通り20キロまで無料となります。

例えば30キロの預け入れ荷物があった場合、関西空港ー香港間は40キロ以内なので無料、香港ーナンディ間は10キロオーバーとなります。

1キロ辺り30USドルかかりますので、10キロ分は300USドルの追加となります。

ワンワールドステータスの待遇を使ってフィジーに渡航を考えている場合はご注意ください。

対策

今回このようなことを関西空港のチェックインカウンターで指摘されたのですが、2つの対応策があります。

1つは10キロ分を預け入れではなく関西空港の時点で持ち込み荷物とすること、
もう一つは香港まで預け入れ荷物とし、10キロ分の荷物を香港でピックアップして持ち込み荷物とすることです。
後者の方が楽なのかもしれませんが、ロストバゲージの可能性や、めんどくささを考えて、今回は前者を取りました。

幸いかばんが大きかったので、10キロ超の荷物を預け入れのスーツケースから取り出し、かばんに入れ機内持ち込み荷物として空港内を持ち歩くことにしました。

Cathay Pacificのラウンジ利用

フィジーから香港経由で日本に向かう際、中継地の香港ではビジネスラウンジを使うことができます。

ですが、日本から香港経由でフィジーに向かう際は、香港ーフィジー間は前述のとおり、ワンワールド非加盟のフィジーエアウェイズ運行便となります。

Cathay Pacificのラウンジカウンターでフィジーエアウェイズのチケットを見せてもラウンジの利用はできません。

Cathay Pacificのビジネスクラスラウンジは非常に綺麗で落ち着いており、使いたかったのですが…。

 

代替策

今回はCathay Pacificのビジネスクラスラウンジを諦め、Priority PassでPLAZA PREMINUM LOUNGEを利用しました。格は落ちますが、食事とたまたま横に座った方との会話を楽しむことができました!

Plaza Premium Lounge in Hong Kong

まとめ

・キャセイパシフィック航空の公式サイトでチケットをとっても、そのすべての航路においてワンワールドのステータスメリットを活かせるわけではない。

・日本からフィジーに向かう際はできるだけ荷物を20kg以下にする。

・乗り継ぎ地である香港国際空港ではPLAZA PREMINUM LOUNGEを利用する。

・香港ーNadi間もワンワールド加盟の航空会社が運営してくれるとすべて解決する。

[Nadi] Nadi国際空港Tabua Lounge

日本への一時帰国の際、Nadi国際空港のTabua Loungeを利用してみました。





場所

Tabua Loungeはセキュリティゲート等をくぐった後、免税店を抜けた右手にあります。

nadi airport

このDuty Free Shopの左側の場所にエレベーターがあります。

タンブア・ラウンジは地下にあるのですが、エレベーターを使おうとしたところ、エレベーターは故障中とのこと。たまたまエレベーター付近にいた女性スタッフがラウンジまで連れて行ってくれました。

Tabua Lounge
いかにも工事中といった感じの階段を降りて向かいます。

 

Tabua Lounge

Tabua Lounge

階段をおりてもまだ工事中の雰囲気です。

Tabua Lounge

Lounge前も薄暗く、オープンしているかどうかわからないような状態です…。

 

Tabua Lounge
でもしっかりオープンしていました。

ラウンジは朝早い便にも対応しており、朝4時から営業しているようです。

 

ラウンジ受付

Tabua Lounge

どのカードで入れるか確かめてみました。
ビジネスクラス利用者、Tabua Club, Dragon Club, Quantas Club, Priority Passのいずれかしか入れないようです。

One worldやDeltaのステータスカード、American Expressでも入れないそうです。

Tabua Lounge

今回はPriority Passで入りました。上記2種類のステータスカードやAmexでほとんどのラウンジに入れるため、もうPriority Passはいらないかなと思っていましたが、まだPriority Passの強みはあるようで、このままPriority Passは持ち続けようと心に決めた瞬間ですw

ちなみにPriority Passは楽天カードのゴールドカードを持つだけで自動的にもらえます。年会費1万円で年会費3万円以上のPriority Passを持つことができるのは大きなメリットです。



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Tabua Lounge

もちろんWi-Fiも無料で使えます。

ラウンジ内部

 

Tabua Lounge

Tabua Lounge

Tabua Clubの内部です。それほど広くないですが、落ち着いた雰囲気です。

ドリンク

Tabua Lounge

 

Tabua Lounge

Tabua Lounge

アルコールを含め、飲み物がしっかり充実しています。

Tabua Lounge
もちろんFiji Waterも無料です。

食事

Tabua Lounge

Tabua Lounge

Tabua Lounge

Tabua Lounge

Tabua Lounge

食事はこのような感じです。
Tabua Loungeはそれほど大きなラウンジではないので、食事の種類もそれほど多くありません。

トーストやクロワッサンなどが中心で、その他は付け合せ程度です。
Crispy Wontonを入れて作る中華スープが美味しかったです。

Tabua Lounge

今回頂いた食事はこんな感じ。

白ワイン、ワンタンスープ、パン、スクランブルエッグ、ポテトと不思議な取り合わせです。

混み具合

朝早かったため、ラウンジ到着時には2名の欧米人しかおらず、非常に静かでした。
時間が経つにつれ、だんだんと利用者が増えてきました。1時間ほど休憩し、ラウンジを出る頃には20人ぐらいが利用していましたが、まだ席には余裕がありました。

その他

食事をしながら近くに座ったインド系フィジー人と30分ほどお話をしました。
Baというところ出身で、オーストラリアに移住された方のようです。
60歳ぐらいのようで、今ではオーストラリアとフィジーを年5回ほど行ったり来たりしているとのこと。ちなみにTabua Club会員のメンバーカードを使ってラウンジに入ったそうです。Tabua ClubはFiji Airwaysのマイレージプログラムです。

 

ラウンジ出発後

nadi airport

出発ゲートでもPremium Boardingのレーンなのでストレスフリー。並ばずに搭乗。今回は残念ながらinvluntary upgradeはなりませんでしたが、さくさくっと搭乗できて大満足。One Worldのステータスカードは強いですね!荷物をもう一つ多く預け入れできるため、その効力はかなりのものです。

 

fiji airways

今回はキャセイパシフィック航空での飛行機の予約でしたが、Fiji Airwaysとのコードシェア便でした。Fiji Airwaysはワンワールド加盟ではないのですが、アライアンスを越えてのコードシェア便もあるのですね。

 

搭乗後

Hong Kong

今回の飛行機はAirbus330-200です。

fiji airways

枕がタパ柄でかわいいです。

 

fiji airways

9時半ごろに朝ごはんが運ばれてきました。オムレツ、フライドポテト、ソーセージ、トマトソース、ヨーグルト、パン、フルーツです。
香港での食事が楽しみなので、ヨーグルトとフルーツ、ジュースだけをいただきました。

fiji airways

備え付けのディスプレイも一般的なタイプです。

 

香港までは約10時間です。長時間のフライトはなかなかつらいですが、「7 Tips on How to Fly Like A Fijian」などを楽しみました。

いかにもフィジアンという感じのネタです。