なんか疲れが取れないな、いまいち調子が良くないなという状態の時、もしかしたら遅延型フードアレルギーが関連しているかもしれません。
より良い生活を求めるために、遅延型フードアレルギー検査として、IgG抗体の検査キットを取り寄せてみました。
目次
遅延型フードアレルギーとは
特定の食物を摂取して24時間以降に発症するアレルギーです。
一般的な食物アレルギーは即時性があるのですぐにわかりますが、遅延型の場合、24時間以上経って症状が現れるので、アレルギー症状だと気づきにくいのです。
また、症状は一般的な食物アレルギーと異なり、疲労感などが主な症状です。なので、アレルギーではなく、「ただ疲れているのかな」「睡眠がうまく取れていないのかな」などと誤解し易いのです。
検査キット注文
日本でもIgG抗体の検査キットを販売している会社はいくつかありますが、一番の大手であるアンブロシア株式会社のキットを注文しました。
なかなかいい値段しますが、今回は家族の分も含めて、3つ購入しました。
検査キット到着そして開封
注文してから3日後に発送となり、その2日後に検査キットが到着しました。
開封してみました。
DNA検査の時とは違い、
血液検査なので血液採取用の針(ランセット)、消毒用アルコール、絆創膏が入ってました。
試料採取手順
血液を採取します。
血液採取の手順が書いてあります。
ランセットで指に傷をつけ、プラスチック片の先に綿がついた「ストリップ」と呼ばれるものに血液を採取します。
ストリップの数は検査の種類によって異なるようですが、IgG96食品用の検査キットにはストリップは4枚入っていました。
試料採取
実際に血液を採取してみました。
消毒
まずランセットで傷をつける指を洗い、その後キットに入っている消毒用アルコールで消毒します。
ランセットを使用
ランセットのキャップを取ります。
ぐさっと指します。一瞬痛みがありますが、そこまで強い痛みではありません。
針はすぐに引っ込みますので、使用後でも針が出たままということにはなりません。
また、ランセットは一度使うともう針が出てこない構造になっているので、失敗したらもう一つの予備のランセットを使う必要があります。
この構造によって、針を複数人が使うことによる感染症を防いでいるのだと思います。
少し血が出ました。
実はこの後ストリップに血液を採取していったのですが、血液が足りず、再度ランセットで指を傷つける必要がありました。
予備のランセットがあってよかったです。
コツとしては、ランセットで傷つけた後、第一関節の節目から傷に向けてぐっと押してください。
しっかりと血液が出てきます。
血液採取
血液採取が完了しました。
絆創膏
同梱されている絆創膏を貼りましょう。
ランセットで開けた穴自体は小さいので、すぐに傷がふさがります。
乾燥
ストリップを乾燥させなければなりません。説明書には最低2時間とありましたが、冬場だったので、夜に採取したものを翌朝まで乾かしました。
他の人が触ってしまわないように気をつける必要があります。
乾燥後、保存袋へ
乾燥させたストリップを保存袋へ入れ、検体保護用ポケットに入れます。
発送準備
ランセット回収
安全確保の観点から、ランセットも回収されます。
同意書記入
同封されている同意書に記入します。
これは控えですが、同様の内容です。
オンライン登録
アンブロシアのマイページより会員登録をし、注文番号、シリアル番号、個人情報などを登録します。
これを忘れていると、アンブロシアの方から「登録してくださいね」と電話がかかってきます。
発送
検体、ランセット、同意書を同封の封筒に入れ、発送します。
子供の検体採取
今回は3人分の検査キットを注文しました。
一つは私自身、もう一つは妻、残る一つは子供用です。
子供はもちろん大人が手伝ってあげないと採取できないので、手伝おうとしましたが、妻の検体採取の手順を見てしまったので、恐れています。
結局採取ができませんでした。コツとしては、採取の過程を見せないことですね。
今度寝ている時に採取しようと思います。
まとめ
検体の採取作業自体はほんの10分もあれば可能です。
乾かす時間が必要なので、2時間30分ほどあればすべて完了することができます。
費用は28000円を超える、なかなかの額ですが、かなり体質が変わらない限り、しばらく使える情報です。
20年使える情報だとすれば、1ヶ月あたり116円です。
特に小さいお子さん、働き盛りの大人にオススメします。
検査結果はアンブロシアのマイページから確認できるようになります。
結果がでましたらまた公開したいと思います。