スカイプライオリティの実益とそのステータスの取り方

デルタ航空、大韓航空などが所属する世界三大アライアンスの一つである「スカイチーム」の上級ステータス「スカイプライオリティ」を持っていると、色々なメリットがあります。

 

スカイチーム – Wikipedia

 

その中でも実益性が高いものを紹介します。

 




優先チェックイン

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チェックイン時に優先レーンでチェックインすることができます。
だいたいフライトの2時間前に到着するようにしておりますが、長蛇の列ができていることが多いです。スカイプライオリティであれば、並ばなくてもすぐにチェックインできます。

 

席を選べる場合がある

足元の広い席が空いている場合はそこを指定することができます。
私は「Can I have a seat with bigger space?」や「Can I get a bulk head seat?」などと聞くようにしています。50%ぐらいの確率で足元の広い席にしてもらえます。
*bulk head seat” : 体が大きい人が座るシートという意味。

 

スカイプライオリティ
こんな席です。

スカイプライオリティ
荷物は少し置きづらいです。

 

預入荷物を追加

預入荷物を一つ多く持ち込めます。
例えばフィジー〜日本のフライトの場合、23kgの預入荷物1つですが、1つ追加で2つまで(46kg)まで預けることが可能となります。

 

ラウンジ

スカイチームに所属している便を使えば、ビジネスクラスのラウンジを利用できます。

今まで、ナンディ国際空港のTabua Club、仁川国際空港のKALプレステージラウンジ、成田空港のデルタスカイクラブ、関西空港のKALビジネスクラスラウンジを利用した事があります。

その時の記事はこちら。

ナンディ国際空港のTabua Club
仁川国際空港のKALプレステージラウンジ
成田空港のデルタスカイクラブ
関西空港のKALビジネスクラスラウンジ

 

優先搭乗

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フライトの約30分前から搭乗開始となります。やはり人が多く並んでいますが、優先レーンでスムーズに搭乗できます。
優先的に搭乗するメリットは、荷物をゆっくりと準備できることです。
人がたくさん乗り込んで来る前にPCやiPadなどを手荷物から出して座席のポケットなどに入れることができます。

優先荷物

 

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預入荷物が一番早く出てきます。
飛行機を早めに降りても預入荷物がなかなか出てこないことがありますが、スカイプライオリティの場合は荷物が早めに出て来るので、すぐに空港から出ることができます。

 

ちなみに、2017年1月に日本に帰国した時、関西空港に21時50分着予定が5分遅れの21時55分に飛行機が着陸しました。
目的地までの最終電車がなんと22時25分。この時点で残り30分しかありません。

ゲートへ到着したのが、22時05分、そこからシャトルに乗り入国手続が済んだのが22時10分でした。

そこから荷物のベルトコンベアに移動し待っていたのですが、なかなか動き出さない。万事休すかと思われたその時、なんと私の荷物が最初にでてきたのです!さすがスカイプライオリティ!!
荷物は2個預けていたのですが、2個めも4番目に出てきました

その後の荷物検査で荷物を開けられたらタイムオーバーでしたが、荷物を開けられることなく、なんとか22時25分の電車に間に合いました。

もし最終電車に間に合わなかった場合は、どこかで一泊しなければならなかったので、宿泊費が浮いたという事になります。

 

実益性が低いもの

CAが挨拶に来てくれる。

「I am a purser of this flight. Do you enjoy the flight? Thank you.」などとキャビン・アテンダントさんが挨拶に来てくれます。
多少の優越感はありますが、特に実益性はありません。

 

スカイプライオリティの取り方

私はアメリカン・エキスプレス・デルタカードを持っているため、デルタ航空のゴールドメダリオン資格が自動的についてきました。
このクレジットカードを持っている限り、ゴールドメダリオン資格(=スカイプライオリティ)を保持できるのですが、非常に大きな恩恵を受けています。

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年会費が若干高いですが、持っている価値はあります。デルタ航空のゴールドメダリオンを使って、さらにワンワールドのステータスを取るという技もあります。

大韓航空でフィジーに渡航する人に朗報。大韓航空とJALが提携。

日本からフィジーへの航路のうち、大韓航空を使って仁川国際空港経由ナンディ空港着という航路はよく使うパターンです。

ただ大韓航空のマイルを貯めても使い所が見つからないと考えていた方に朗報です。

12月1日よりJALと大韓航空が特典航空券の相互交換を始めたのです。

 




背景

JALはワンワールドというアライアンス(グループ)に所属しており、大韓航空はスカイチームというアライアンスに所属しているので、基本的に仲が良いという関係性ではありません。

ですが、なぜかアライアンスをまたいだ提携がスタートしました。

 

公式ページでの記載内容

以下、公式ホームページよりの転載です。

日本航空株式会社
株式会社大韓航空

日本航空株式会社(以下「JAL」)と、株式会社大韓航空(以下「KE」)は、2016年12月1日より、日本=韓国路線において、マイレージプログラムの提携を開始します。今回の提携で特典航空券による相互搭乗が可能となり、両社のマイレージプログラムの魅力がさらに向上し、利便性が高まります。
今後もJALとKEは、お客さまの利便性向上とさらなるサービス拡充にチャレンジしてまいります。

マイレージプログラム提携の概要

■JAL「JALマイレージバンク会員」
○特典航空券予約受付開始日:2016年12月1日(木)
(注) 2016年12月3日(土)以降の出発便から対象
○対象路線:KE運航便(KE便名での予約に限る)
ソウル(仁川)発着   東京(羽田・成田)、大阪(関西)、名古屋(中部)、札幌、青森、新潟、小松、岡山、福岡、大分、鹿児島
ソウル(金浦)発着   東京(羽田)、大阪(関西)
プサン発着      東京(成田)、大阪(関西)、名古屋(中部)、札幌、福岡
済州島発着      東京(成田)、大阪(関西)

 (注)沖縄(那覇)=ソウル(仁川)は対象外
(注)KE運航便をJAL便名にてご予約・ご搭乗の場合は、マイル積算の対象となりますが、KE便名にてご予約・ご搭乗の場合は、マイル積算の対象とはなりません。


■KE「SKYPASS会員」
○特典航空券予約受付開始日:2016年12月1日(木)
 (注) 2016年12月1日(木)以降の出発便から対象
○対象路線:JAL運航便(JAL便名での予約に限る)
ソウル(仁川)発着   東京(成田)
ソウル(金浦)発着   東京(羽田)
プサン発着      東京(成田)

 (注)JAL運航便をKE便名にてご予約・ご搭乗の場合は、マイル積算の対象となりますが、JAL便名にてご予約・ご搭乗の場合は、マイル積算の対象とはなりません。

特典航空券のご利用に関する詳細規定は、各航空会社のサービスセンターなどへお問合せください。

まとめ

アライアンスをまたいだ提携というのはいくつかありますが、フィジー渡航の際に貯めたマイルの使いどころに困っていた場合などに使えると思います。
ただ、特典航空券の利用ができる航路は限られています。

個人的にどのように使うか

私の場合、国内で貯めたJALのマイルをフィジー行きの航路の一部(関西空港〜仁川国際空港など)に使って、購入するのは仁川国際空港〜ナンディ空港のチケットだけ購入し、チケット代の支払い総額を下げるということにチャレンジしてみたいと思います。