フィジーの北西部に位置するラウトカはフィジー第2の都市といわれています。観光客は少なく、かなりローカル色の強い町です。
そのラウトカの人々の食を支えるのが、このラウトカ・マーケットです。ラウトカはナンディに比べ物価が安いため、わざわざナンディから買い物に来る人がいるとのことです。
目次
ラウトカ・マーケットの場所
ラウトカ・タウンの中心地、バスターミナルに隣接しています。
ナマカ・マーケットに比べるとかなり広く、一通り回ろうと思うとかなりの時間がかかります。
ラウトカ・マーケットの営業時間
月〜金 7:00 – 17:30
土 5:30 – 16:00
ただし、ラウトカ・タウンはほとんどの店が17時で閉まってしまうので、マーケットも17:30まで開いているとは限りません。
ラウトカ・マーケットで売っているもの
ラウトカ・マーケットでは、生鮮食品はもちろんのこと、スパイス、雑貨などかなり多くの種類のものが売っています。
魚もありますが、ナマカ・マーケットと同様、かなり魚臭いので勇気を振り絞って入ってみてください。
フィジーの野菜はオーガニック(無農薬)か?
フィジーの食材はすべてオーガニックという記事を見かけたことがありますが、収穫量を増やすために最近は農薬や化学肥料を使って育てている農家が増えてきているそうです。スーパーで売っている野菜や果物はもちろん、マーケット内で売っているものも農薬が使われていると考えた方が良いでしょう。
ただ、ラウトカマーケットの外で営業している売り子さん達は、商業的な農家と言うより、自分の村の畑などでできている食材をそのまま持ってきているので、無農薬である可能性が高いです。
ラウトカマーケットのトイレ
ラウトカマーケットには有料トイレが併設されていることを紹介いたします。
バスターミナルの西側からマーケットの裏に回ろうとすると、有料トイレ(1回20セント)があります。トイレットペーパーももらえますし、公衆トイレとしては綺麗な方なので、ラウトカに行く時には知っておいて損はないと思います。写真にある扉の横の金網越しにお金を渡すと扉を開けてくれます。
まとめ
値段はナマカ・マーケットに比べると2、3割安い感じがします。
なお、2015年に拡張工事を行い、200区画分売り場が増えたそうです。それでもマーケット内に収まらない人々がマーケットの周りを囲むように店を出しています。
そのマーケット内に収まらない人たち(つまりマーケット使用料を払っていない人)から買うことで、より安くより安全な食材が手に入ります。