デルタ航空、大韓航空などが所属する世界三大アライアンスの一つである「スカイチーム」の上級ステータス「スカイプライオリティ」を持っていると、色々なメリットがあります。
その中でも実益性が高いものを紹介します。
目次
優先チェックイン
チェックイン時に優先レーンでチェックインすることができます。
だいたいフライトの2時間前に到着するようにしておりますが、長蛇の列ができていることが多いです。スカイプライオリティであれば、並ばなくてもすぐにチェックインできます。
席を選べる場合がある
足元の広い席が空いている場合はそこを指定することができます。
私は「Can I have a seat with bigger space?」や「Can I get a bulk head seat?」などと聞くようにしています。50%ぐらいの確率で足元の広い席にしてもらえます。
*bulk head seat” : 体が大きい人が座るシートという意味。
こんな席です。
荷物は少し置きづらいです。
預入荷物を追加
預入荷物を一つ多く持ち込めます。
例えばフィジー〜日本のフライトの場合、23kgの預入荷物1つですが、1つ追加で2つまで(46kg)まで預けることが可能となります。
ラウンジ
スカイチームに所属している便を使えば、ビジネスクラスのラウンジを利用できます。
今まで、ナンディ国際空港のTabua Club、仁川国際空港のKALプレステージラウンジ、成田空港のデルタスカイクラブ、関西空港のKALビジネスクラスラウンジを利用した事があります。
その時の記事はこちら。
ナンディ国際空港のTabua Club
仁川国際空港のKALプレステージラウンジ
成田空港のデルタスカイクラブ
関西空港のKALビジネスクラスラウンジ
優先搭乗
フライトの約30分前から搭乗開始となります。やはり人が多く並んでいますが、優先レーンでスムーズに搭乗できます。
優先的に搭乗するメリットは、荷物をゆっくりと準備できることです。
人がたくさん乗り込んで来る前にPCやiPadなどを手荷物から出して座席のポケットなどに入れることができます。
優先荷物
預入荷物が一番早く出てきます。
飛行機を早めに降りても預入荷物がなかなか出てこないことがありますが、スカイプライオリティの場合は荷物が早めに出て来るので、すぐに空港から出ることができます。
ちなみに、2017年1月に日本に帰国した時、関西空港に21時50分着予定が5分遅れの21時55分に飛行機が着陸しました。
目的地までの最終電車がなんと22時25分。この時点で残り30分しかありません。
ゲートへ到着したのが、22時05分、そこからシャトルに乗り入国手続が済んだのが22時10分でした。
そこから荷物のベルトコンベアに移動し待っていたのですが、なかなか動き出さない。万事休すかと思われたその時、なんと私の荷物が最初にでてきたのです!さすがスカイプライオリティ!!
荷物は2個預けていたのですが、2個めも4番目に出てきました!
その後の荷物検査で荷物を開けられたらタイムオーバーでしたが、荷物を開けられることなく、なんとか22時25分の電車に間に合いました。
もし最終電車に間に合わなかった場合は、どこかで一泊しなければならなかったので、宿泊費が浮いたという事になります。
実益性が低いもの
CAが挨拶に来てくれる。
「I am a purser of this flight. Do you enjoy the flight? Thank you.」などとキャビン・アテンダントさんが挨拶に来てくれます。
多少の優越感はありますが、特に実益性はありません。
スカイプライオリティの取り方
私はアメリカン・エキスプレス・デルタカードを持っているため、デルタ航空のゴールドメダリオン資格が自動的についてきました。
このクレジットカードを持っている限り、ゴールドメダリオン資格(=スカイプライオリティ)を保持できるのですが、非常に大きな恩恵を受けています。
年会費が若干高いですが、持っている価値はあります。デルタ航空のゴールドメダリオンを使って、さらにワンワールドのステータスを取るという技もあります。