バヌアツ旅行記2の続き、今回はバヌアツ共和国エファテ島一周です。
エファテ島は一周約130キロですので、車やバイクで簡単に1周できます。
今回はFour Wheels(四輪バギー)をレンタルして一周してきました。
目次
レンタルバイク、レンタカー
レンタカーでも良かったのですが、色々とトラブルがあり、レンタルバイクにしました。
レンタカー
前述の入国カードに15%オフのクーポンが着いていたので、1周したいという人はクーポンを捨てずにとっておきましょう。
場所
基本的にレンタカーを借りる場合は、空港で借りることになります。
料金
レンタカーは8,500バツ(約8,500円〜)結構いい値段します。
さらに保険にも加入する必要があるのと、ガソリン代ももちろん満タン返しなので、10,000円以上の出費となります。
レンタルバイク
場所
レンタルバイクはダウンタウンにあるOn Wheelsで借りることができます。Pacificというガソリンスタンドに併設されています。
料金
200CC 四輪バギー:3,900バツ(約3,900円)
300CC 四輪バギー:4,900バツ(約4,900円)
125CC スクーター:4,400バツ(約4,400円)
これに追加して保険が1,500バツ〜 かかります。
路面が非常に悪いので、2輪のスクーターは危ないだろうと思い、また130キロ走ることを考えて300CCの四輪バギーを選びました。
ガソリンは一周するのに約2,000円かかりましたので、総額8,500円ほどかかったことになります。
免許証
国際免許証があれば問題ありません。私の場合はフィジーの運転免許証を持っているので、国際免許証が無くても問題無く借りれました。
腹ごしらえ
出発前にまず腹ごしらえと思い、マーケットに寄りました。
フィジーのマーケットに似ていますが、食材はフィジーに比べて若干安い感じがします。
フィジーでは見かけないピーナッツの束です。
バナナが安いです。そして太いです。
パパイヤが超巨大です。一つ50バツ〜。
パッションフルーツのシーズンとのことです。このようにネットに入った売り方はフィジーでは見かけませんね。
パイナップルも巨大でした。日本やフィジーで売っているパイナップルの1.5倍から2倍ぐらいあります。
フルーツを向くためのナイフを買いにスーパーマーケットへ行きました。
何故かSHOGUNという名前のナイフ。
美味しそうなパン屋があったので入ってみました。
バヌアツ人は一人もおらず、白人や中国人のみでした。単価が高いからでしょう。
美味しそうなケーキもあります。さすが元フランス領
朝ごはんはマーケットで購入したパパイヤ、スーパーマーケットで購入した生ハム、パン屋で購入したフランスパン、コーヒーです。多すぎたので、バナナとフランスパンはエファテ島一周の間にいただきました。
巨大バナナとパパイヤ(一番小さいのを買ったが大きい)。右側にあるコーヒーとくらべていただければその大きさがわかると思います。
腹ごしらえも済み、いよいよ出発です。
目的地
今回の目的地は3つです。
・タートルベイ(ウミガメ見学)
・ブルーラグーン
・ビーチコンバーリゾート(温泉)
元々はメレ・カスケードという滝にも行くつもりだったのですが、今は滝の水が止まっているという話を聞き、立ち寄ることをやめました。
メレ・カスケードに関しては、何やら黒魔術が絡んでいるようで、人が亡くなっているとのことです。バスの運転手に聞くと、「黒魔術を信じている」ということだったので、バヌアツではまだまだ一般的に黒魔術を信じている人が多いようです。
タートルベイ(ウミガメ見学)
天気がいまいちな中、まずはタートルベイに向かいました。
タートルベイに行くには、メインの道路を途中の分岐で曲がらなくてはなりません。
場所
実はこの分岐の先は舗装されておらず、道がボコボコです。4輪バギーでは行くことが困難と判断し、タートルベイへ行くことを断念しました。車なら行けると思いますが、スクーターも厳しいと思います。
ということで、ブルーラグーンへ向かいました。
ブルーラグーン
途中で激しい雨が降ってきました。
雨に打たれながら、舗装された道を進んでいきます。舗装された道は比較的きれいですが、たまに穴があいているので、気をつけながら運転しなくてはなりません。穴にハマってしまうと大事故につながりかねません。
場所
ポートビラから反時計回りに進んでいくと、右手にあります。しっかりと見ていないと看板を見逃してしまいます。
ブルーラグーンへ到着しました。
駐車場も自然豊かな感じです。
施設
施設といっても、大したものはありません。
日よけの建物が幾つか、着替えの部屋、トイレ、レストラン・バーが一つ(営業してませでした。)、あとは中央にブルーラグーンの湖があります。
ブルーラグーン
メインのブルーラグーンに向かいました。
噂通り真っ青です!
ブルーラグーンの村の子どもたちが遊んでいます。もちろん観光客も一緒に飛び込むことができます。
村の子供達は楽しくて遊んでいるのか、観光客のシャッターチャンスのために遊んでいるのか、微妙なところでした。
ドローンによるブルーラグーンの空撮写真
今回の旅ではドローンを持っていったので、もちろんここでも空撮です。
空撮していると観光客や地元の人が近寄ってきました。地元の人も空から見るのは初めてだと言っていました。
ブルーラグーンを後にし、次の目的地温泉に向かいます。
ビーチコンバーリゾート(温泉)
バヌアツは火山活動の活発な国なので、温泉があると聞いていました。
フィジーで生活していると毎日シャワーで、ゆっくりバスタブに浸かることがないので、普通に温泉に入りたかったのです。
場所
はじめはビーチコンバーリゾートという名前もわからず、とりあえずエファテ島の北東に温泉があるということだけを聞いていたので、適当に向かって、地元の人に聞きながらたどり着きました。
外観
看板を見つけました。
このあたりはTakaraと呼ばれる地域だそうで、Takara Springつまりタカラ温泉ですね。日本でもありそうな名前です。
かなりボロボロでした。屋根がありません。
中に入ってみましたが、人の気配がありません。
浴槽と思われる施設がありましたが、水がありません…。もしや営業していないのでは…。
と思って外に出てみると、波打ち際にプールがありました。
触ってみると、いい湯加減です。
海に接しています。
浜辺を見てみると、4人ぐらいの家族連れがいたので話しかけてみると、ここのオーナーでした。温泉は500バツだということだったので、支払いました。
話を聞いてみると、2015年にバヌアツを襲ったサイクロン・パムの影響で施設が損壊し、その後修復できずにいるようです。
また、温泉について聞いてみたところ、源泉はすぐ近くにあり、このあたり一帯はどこを掘っても温泉がでる地域だとのことです。
ここから残り半周はメレ・カスケードも立ち寄らなかったので、ひたすらポートビラのダウンタウンに向かいました。平均時速50キロぐらいだしていたので、1時間とちょっとでダウンタウンに戻りました。
まとめ
バヌアツを四輪バギーで一周して感じたことは、バヌアツ人は非常にフレンドリーであるということ。バギーで走っていると必ず手を振ってくれます。びっくりしたのは、後ろを向いていても音だけで察知して、手を振ってくれたことです。
少し立ち止まると話しかけてきてくれます。エファテ島の人は基本的に英語が通じます。