バヌアツ旅行記5 最も火口に近づける島 タンナ島 Yasur View Lodge

バヌアツ旅行記4の続きです。

エロマンガ島上陸に失敗した私は、最も火口に近づける島タンナ島へ直接向かいました。




タンナ空港

無事にタンナ空港へ到着です

バヌアツ共和国タンナ島

バヌアツ共和国タンナ島今まで経験した中で一番小さな空港です。

 

Yasur View Lodgeへ移動

今回宿泊するのは、Yasur View Lodgeという宿です。
そこのオーナー、トーマスが迎えに来てくれました。

バヌアツ共和国タンナ島
Ysasur View Lodgeへ行く途中で見かけた風景です。
サイクロン・パムの影響が大きかったようで、未だに半壊の建物があります。

 

バヌアツ共和国タンナ島
島の中で唯一両替できるのが郵便局です。
当たり前ですが、レートは非常に悪いです。1フィジードル=48バツほど。

 

マーケット近辺

バヌアツ共和国タンナ島
トーマスが荷物を取りに行くということだったので、途中のマーケットで待っていました。

 

バヌアツ共和国タンナ島

バヌアツ共和国タンナ島

バヌアツ共和国タンナ島マンゴー、バナナ、タロイモ、ココナッツなど、南国の物が沢山売っていました。
マンゴーを一袋(10個くらいはいっている)を100バツで購入。

 

バヌアツ共和国タンナ島
小さいながらショップがいくつかあります。

 

バヌアツ共和国タンナ島
まだトーマスが来る気配が無いので、海辺に出てみました。

 

バヌアツ共和国タンナ島
女性が海で洗濯しています。

 

バヌアツ共和国タンナ島
ちょっとした思いつきで、マンゴーを海水に浸して食べてみました。
「スイカに塩」と同じ原理です。
これが、かなり旨かった!びっくりです。

 

バヌアツ共和国タンナ島
何やら埠頭に船が着いているようです。

 

バヌアツ共和国タンナ島
近づいてみると荷物を船に積み込んでいたので聞いてみたところ、タンナ島名産のコーヒーをエファテ島に運ぶのだそうです。

 

バヌアツ共和国タンナ島
1キログラムあたり500バツ(約500円)だそうで、60キログラムで12000円です。もちろんオーガニックですので、市場価格になれば20倍ぐらいの値段になるのでしょう。
ここでコーヒーの話を聞いた私はコーヒーに興味がわき、後ほどコーヒー農園を尋ねることになるのでした。

 

バヌアツ共和国タンナ島
埠頭からマーケットの方に戻ろうとすると子どもたちが二人近づいてきました。
マンゴーを差し出そうとするので、マンゴーを観光客へ売ろうとしているのだろうと思い、「マンゴーは持ってるから買わないよ」といったら、「マンゴーあげる」と言うのです!
ありがたくマンゴーを一つ頂きました。

 

バヌアツ共和国タンナ島
バヌアツではよく見る風景です

 

トーマスが戻って来たので再びYasur View Lodgeへ向かいます。

 

バヌアツ共和国タンナ島
道は基本的に舗装されていないので、四輪駆動の大きい車ばかりです。

 

バヌアツ共和国タンナ島
何やら空が黒くなってきました。雲ではなくYasur火山からの灰だそうです。

 

バヌアツ共和国タンナ島
遠くへ見えるのがYasur火山です。

 

バヌアツ共和国タンナ島
道路も灰の道です。

 

バヌアツ共和国タンナ島

 

バヌアツ共和国タンナ島ずいぶんヤスール火山に近づきました。

 

バヌアツ共和国タンナ島

 

Yasur View Lodge

バヌアツ共和国タンナ島
Yasur View Lodgeに到着しました。

 

場所

バヌアツ共和国タンナ島
入り口です。

 

このロッジは世界で一番火口に近づける活火山で有名なYasur Volcano(ヤスール火山)に一番近い宿です。
オーナーのトーマスはこのあたりで生まれ育ったそうです。

予約はウェブサイト、電話、メールで受け付けています。
もちろん旅行代理店でも受け付けています。

トーマスに聞いたところ、「ウェブサイトの管理費が年間6万円ほどで高くて支払いが滞っている。」と言っていました。
場合によってはもしかしたらウェブサイトが落ちている可能性もあります。

なお、火山のツアーはこのロッジの真向かい徒歩1分のところからスタートするので、集合場所に歩いていけることが最大のメリットです。

また、このロッジにはもう一つ有名なものがあります。
それがこれです。

 

バヌアツ共和国タンナ島
それがこれです。

 

バヌアツ共和国タンナ島
わかりにくいかもしれませんが、ツリーハウスです。
ツリーハウスは今のところ2戸あります。一本の木に2階建てになっています。

 

ツリーハウス

バヌアツ共和国タンナ島
カラーリングが少し謎です。

 

バヌアツ共和国タンナ島
玄関

 

バヌアツ共和国タンナ島
清潔感のある部屋です。
ベッドが2つ、ベッドには蚊帳、机、そして食べ物を入れるコンテナがあります。

 

バヌアツ共和国タンナ島
コンテナ

 

バヌアツ共和国タンナ島

 

ちなみに「エロマンガ」とはタンナ島の方言でこの足元に敷いてある葉っぱを編んだマットのことを指すようです。
フィジーで言うとフィジーマットですね。

 

バヌアツ共和国タンナ島
2階建てです。

 

バヌアツ共和国タンナ島
ツリーハウスからの風景。なかなかの絶景です。正面にヤスール火山が見えます。

 

Yasur View Lodge敷地内

敷地内を散策してみました。

バヌアツ共和国タンナ島
自然が沢山です。

 

バヌアツ共和国タンナ島

 

バヌアツ共和国タンナ島
左の扉がシャワールーム、右側がトイレです。

 

バヌアツ共和国タンナ島
シンプルなシャワーです。

 

バヌアツ共和国タンナ島
トイレも清潔です。水洗です。
ところどころに花が飾ってありキレイです。

 

バヌアツ共和国タンナ島
その他の部屋

 

バヌアツ共和国タンナ島

バヌアツ共和国タンナ島
建築中のものもありました。

 

バヌアツ共和国タンナ島
灰はキレイにならされ、木(草?)で道が作られています。

 

バヌアツ共和国タンナ島
レストランです。
だいたい3食ともここで食べることになります。

 

バヌアツ共和国タンナ島
7,8人座れるダイニングテーブル

 

バヌアツ共和国タンナ島
テレビがあります。晩御飯を食べに行くと、子どもたちが集まってテレビを見ていましたが、客の私が入るとテレビを切って去っていきました。
客がいない時だけテレビを見ていいというルールなのでしょう。「少し悪いことをしたな」と感じました。

 

バヌアツ共和国タンナ島
部屋には電源が無いので、充電等はこちらで行います。
電気は発電機によるもので、夕方から夜中までしか使えません。

私の場合は、モバイルバッテリーをここに繋いで放置しておきました。

 

バヌアツ共和国タンナ島
部屋に戻ろうとする度にこの階段を登ることになるので、良い運動になります。

 

バヌアツ共和国タンナ島
小さい子は裸だったりします。

 

食事

朝は無料でついており、昼は700バツ、夜は1000バツです。
朝の段階で「今日の昼と晩はロッジで食べるか?」と確認されます。
到着した時間帯が昼だったので、昼ごはんがでました

1日目の晩御飯

バヌアツ共和国タンナ島
です。晩御飯はかなり暗い中で食べることになります。
ヘッドライトを持っていったのは正解でした。
絞めたてと思われるチキン、カレースパイスの入ったココナッツクリーム、タロイモ、野菜です。

2日目の朝ごはん

バヌアツ共和国タンナ島
少し固いホットケーキのようなパン。バナナ。あとレモンリーフのお茶です。

 

2日目の昼は出っぱなしだったので、適当にバナナとかパッションフルーツなどを食べていました。

2日目の晩御飯

バヌアツ共和国タンナ島
前日の鳥の別のパーツだと思われます。
味付けは前日と同じでした。パターンが少ないのかな。

3日目の朝食は朝の出発が早かったため、食べることができませんでした。

 

ヤスール火山ツアー

Yasur View Lodgeからのヤスール火山ツアーの記事はこちら。

再びエファテ島へ

2泊3日の滞在を終え、ポートビラのあるエファテ島へ向かいます。

バヌアツ共和国タンナ島
なんと航空券が手書きです。

バヌアツ共和国タンナ島
空港のボーディングゲートの扉は内鍵がかかっていたので、私が開けました

 

バヌアツ共和国タンナ島

Yasur View Lodgeに泊まる時のポイント

必須の持ち物がいくつかあります。

持ち物

Yasur View Lodgeに泊まる時に必要な物をまとめてみました。

ヘッドライト

街灯はありませんし、部屋の中の明かりも小さい電球一つです。
スマートフォンの懐中電灯機能でも十分かもしれませんが、夜中にツリーハウスの階段を登ることを考えるとヘッドライトがあったほうが両手が使えて安全です。

モバイルバッテリー

食堂でスマートフォンやカメラ、タブレットの充電などできますが、電気が使える時間帯は18時ごろから23時ごろまでと限られています。
ヤスール火山の夜のツアーに参加すると、どうしても帰ってくるのが21時半とかになってしまい、充電する時間が非常に短くなってしまいます。
ヤスール火山ツアー出発前にモバイルバッテリーをコンセントに挿しておき、帰ってからはスマートフォンなどをモバイルバッテリーから充電するのが良いでしょう。
私はこれに加えてソーラーパネルも持っていっていたので、電源周りはバッチリでした。

近くに店が無いです。水を飲めることは飲めますが、念のため水を持っていく方が良いと思います。
ロッジに行く途中のマーケット(私がマンゴーを買ったところ)で補給するのも良いでしょう。

軽食

小腹が減っても、食堂以外で食べるところはありません。クラッカーなどを持っていくと良いと思います。

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